『返報性』について ~仕事や自分の環境がぐんと良くなる考え方~

返報性 Reciprocity
皆さん、こんにちは。

今日は『返報性』についてお話ししたいと思います。皆さんは、『返報性』という言葉をご存じでしょうか? 初めて聞く人も多いかもしれませんね。

このブログでは『返報性』がどういうものか? どのように自分に影響するか? をまとめています。

是非、皆さんの生活に取り入れてくださいね。

返報性とは?

返報性とは簡単に説明すると、例えば、

誰かからプレゼントをされたときに、何かお返しをしないといけないと思ったりしませんか?

人は、他人からの善意や奉仕に対して、同じくらいまたはそれ以上の善意や奉仕を返そうとする傾向があります。

これが『返報性』というものです。

返報性には、良い返報性と悪い返報性がありますので、できるだけ良い返報性を意識することが大事です。

返報性の4つのパターン

善意の返報性

相手から良い事をしてもらうと、その相手に良いことを返そうとするものです。

この繰り返しを行うことで、どんどん人間関係は良くなりますから、必然的に精神状態は安定し、好循環になって行きます。

敵意の返報性

諺に『目には目を、歯に歯を』がありますが、これは報復を意味する返報性ですね。

悪いことに対して、さらに悪いことが繰り返されますから、どんどん、精神状態は悪くなり、悪循環になっていきます。

その相手だけでななく、周りにたいしても敵意を向けるようになっていきます。

譲歩の返報性

譲り合いの心です。運転中に相手から進路を譲ってもらったりする場合、心にゆとりが生まれ、次に出会う相手に譲ろうと考えます。

自己開示の返報性

相手が心を開き、相談事などされたときなど、真剣に相手のためになることをやろうと考えるものです。

人間関係は、すべてが返報性の繰り返し

皆さんがこれから就職される職場でも、この返報性の考え方は重要です。

ほとんどの職場ではチームで仕事をしますから、コミュニケーションが大事になってきます。

在宅ワークでも、テキストの内容やオンラインでの顔の表情など常に『善意の返報性』を意識してみて下さい。

必ず、良い方向に進んでいくと思います。