「コミュニケーションが苦手だから、働けるか不安」と感じている方もいるかもしれません。
しかし、仕事で必要なコミュニケーションは、話が上手なことや、誰とでも楽しく会話できることではありません。
大切なのは、仕事に必要なことを「伝える」「確認する」「相談する」ことです。
職場で必要なコミュニケーション
職場では、次のようなコミュニケーションが大切です。
- あいさつや返事をする
- 分からないことを質問する
- 困ったときに相談する
- 指示が分からなければ確認する
- 作業が終わったら報告する
- 体調や困っていることを伝える
例えば、仕事のやり方が分からないときに、そのまま作業を続けるとミスにつながることがあります。
そんなときは、
「ここまではできましたが、この先が分かりません。確認してもいいですか?」
と伝えることができれば、それも立派なコミュニケーションです。
自分の状態を伝えることも大切
障害者雇用では、自分の苦手なことや必要な配慮を伝えることも大切です。
例えば、
- 「口頭だけの指示だと忘れることがあります」
- 「一度に複数の指示を受けると混乱することがあります」
- 「少し考える時間があれば答えられます」
このように、自分の状態と「どうしてもらえると仕事がしやすいか」を伝えられると、会社側も対応を考えやすくなります。
話すことが苦手でも大丈夫
その場ですぐに言葉をまとめることが苦手な方もいます。
その場合は、メモにまとめてから話す、チャットやメールを使う、質問する内容を事前に書いておくなど、自分に合った方法を使ってかまいません。
就職する前から練習してみよう
就労移行支援を利用している方は、普段の訓練もコミュニケーションの練習になります。
「分からないので教えてください」「作業が終わりました」「少し困っています」と職員に伝えることから始めてみましょう。
コミュニケーションで大切なのは、上手に話すことではありません。
必要なときに質問・相談・報告ができること、そして自分に合った伝え方を見つけることが、安心して働き続けることにつながります。


