梅の香に包まれる、ひと足早い春の気配

「立春」を間近に控え、暦の上では冬から春へと移り変わる節目の時期を迎えました。寒さの中にも、少しずつ春の気配を感じられるこの頃、先日、一足早く季節の移ろいを感じるため、熊本市西区にある谷尾崎梅林公園を訪れました。

 

■ 歴史に想いを馳せる「座禅石」
谷尾崎梅林公園は、剣豪・宮本武蔵が晩年に座禅を組んだと伝えられる「座禅石」があることで知られています。武蔵がこの地で精神を整え、何を思索していたのかに思いを巡らせると、園内に漂う静寂がより一層印象的に感じられました。

 

■ 2本の早咲きが告げる春
本格的な見頃を迎える前ということもあり、当日の駐車場には車が1台あるのみで、園内も非常に静かな環境でした。多くの梅の木はまだ固いつぼみの状態でしたが、2本ある早咲きの梅は五分咲きを迎えており、その木の下に立つと、ふわりと芳醇な香りが広がり、心身ともに深くリフレッシュすることができました。

 

■ 2月22日は「梅まつり」
谷尾崎梅林公園では、2月22日(日)に「梅まつり」が予定されています。賑わいを迎える前の凛とした静寂の中で、一輪、二輪と綻び始めた梅を愛でる時間は、この時期ならではの贅沢なひとときです。

立春前のこの時期は、まさに開花に向けて力を蓄える準備期間でもあります。就労に向けた日々の取り組みも同様に、すぐに成果が見えなくとも、積み重ねが将来の成長につながります。自然の営みに学びながら、心にゆとりを持ち、春の訪れを静かに待ちたいものです。

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