気分が晴れない日こそ、意識したいシンプルな習慣
なんだか気分が晴れないまま、1日が終わってしまう…。
「今日もダメだったな」
「どうして上手くいかないんだろう」
と、ついネガティブなことばかり考えてしまう…。
もしあなたがそんな風に感じることが多いなら、ぜひ試してみてほしいシンプルな習慣があります。
「今日はいい1日だったな」で終われるようにしてみよう
「そんなこと言っても、嫌なことがあった日は無理だよ…」と思いますよね。
でも、大丈夫。特別なことや、無理やりポジティブになる必要はないんです。
寝る前の5分でできる、感情の棚卸し
やり方はとても簡単です
毎晩、寝る前にノートやスマホのメモ帳を開いて、あなたの「感情が上がった出来事」と「感情が下がった出来事」をそれぞれいくつか書き出してみましょう。
「感情が下がった出来事」を書き出す意味
嫌なことをあえて思い出す理由
「え、わざわざ嫌なことを思い出すの?」と感じるかもしれません。
でも、これには大切な意味があります。
自分の感情を言葉にして書き出し、「見える化」することで、
- 自分は、どんな時に気分が落ち込むんだろう?
- どういう状況で、マイナスな気持ちになりやすいのかな?
といった、自分の「感情のクセ」や「思考のパターン」に気づくことができるんです。
ネガティブを客観的に捉える力がつく
例えば、
「〇〇さんにきつい言い方をされて気分が下がった」
「予定通りに仕事が終わらなくて焦った」
など、具体的に書き出してみましょう。
自分のパターンが自覚できると、「あ、またこのパターンだ」「こういう時は要注意だな」と客観的に捉えられるようになります。
「感情が上がった出来事」を書き出す意味
ポジティブな記憶にも光を当てよう
そして、ここが重要なポイント!
下がったことだけでなく、「感情が上がった出来事」も必ず一緒に書き出してください。
- 今日のランチ、美味しかったな
- 友人とのおしゃべりが楽しかった
- 夕焼けが綺麗で、ちょっと得した気分
- 〇〇さんが親切にしてくれて嬉しかった
小さな幸せを再発見することで心が整う
どんな些細なことでもOKです。「今日も色々あったけど、こんな嬉しいこともあったな」
「なんだかんだ、悪くない1日だったかも」
…そんな風に、自然とプラスの側面に光が当たり、心が少し温かくなるのを感じられるはずです。
さらに前向きに生きるためにできること
自分でコントロールできる喜びを増やす
この習慣に慣れてきたら、もう一歩進んでみましょう。
書き出した「感情が上がった出来事」の中で、自分でコントロールできる行動があれば、それを翌日以降、意識的に増やしていくのです。
- 好きな音楽を聴く
- 少し散歩する
- 好きな飲み物を飲む
「いい1日だった」は、自分でつくれる
習慣化でマイナス思考からの脱却
特別な道具も、長い時間も必要ありません。
最初は箇条書きのメモからで十分です。
大切なのは、自分の感情の波に意識的になり、それを客観的に受け止め、そして必ずポジティブな側面にも目を向けて一日を終えること。
まとめ:心地よい毎日をつくるために
マイナス思考のループから抜け出すための一歩として、ぜひ今夜からこの習慣を試してみませんか?
あなたの毎日が、少しでも心地よいものになることを願っています。