みなさん就職活動を頑張っておられると思います。最近の新卒就活のエントリー数は平均20社だそうです。運よく数社で合格される方もいれば、なかなか決まらずに苦労する方もたくさんいます。
求人に1件応募するにも履歴書・職務経歴書の作成と送付、面接や適性検査などエネルギーを消耗します。それだけ頑張って内定をもらった就職先、できれば長く働き続けたいですよね。
インターネットで調べてみても、仕事が長続きしないことで悩んでいる人は多いようです。『仕事が長続きしない人の特徴』を紹介するサイトもたくさん見つかります。
仕事が長続きしない原因
今回は仕事が長続きしない人の特徴として『我慢ができない、嫌い、苦手』といった特徴について考えてみました。
小さい頃は親にしかられる時に『我慢しなさい』と言われることがありました。子供は自分の感情が一番なので、周囲の状況を確認せず、自分のことを優先して行動しようとします。
そのまま行動してしまうと自分がケガをしたり、周囲に迷惑が掛かったりするので『我慢しなさい』と言われたんだと思います。
『我慢』を辞書で調べてみると、『辛いことを耐え忍ぶこと』と書いてありました。子供にとっては自分がしたいことをすぐにできないことは辛いことかもしれません。
我慢すれば仕事を長く続けられる?
それでは仕事を続けるうえで辛いこととは何でしょうか?
よく耳にするのは『朝起きるのが辛い』などがあります。これについては目覚ましをセットする、夜更かしをしない、体が慣れるまで継続するなどの対策をすることで改善出来ていきます。
問題は対策ができない時です。例えば人間関係の問題などは自分の思うように行かず、辛いときもあると思います。その時に我慢が出来れば仕事を続けられるのでしょうか?
私は少し違うと思います。
我慢というのはその問題が将来的に解決する見込みがある時には有効な方法だと思いますが、その見込みのない時に我慢をしても問題が解決しないばかりか、いつか我慢の限界が来てしまうからです。
限界まで来た場合は体調を崩す方も多く、復帰にも時間がかかってしまいます。
我慢しなくてよい方法を考える
仕事を長続きさせるコツは『我慢すること』ではなく、むしろ『我慢しないこと』だと思います。
早起きの例にもあったように、問題の対策があれば我慢しなくて済みます。仕事をする上では問題や悩みがたくさん出てくると思いますが、それらを我慢しなくていいように具体的な対策を考えるようにしてみましょう。
一人で考えていても自分の中からは対策が浮かばないことも多いです。その時は一人で抱え込まずに、いろんなところから情報を仕入れてみるように心がけてみましょう。
・インターネットで同じ悩みを持っている人がいないか調べてみる
・本やYoutubeで対策を調べてみる
・身近な同僚、上司、会社の担当部署に相談する
・友達や家族に相談する
・公的機関や支援事業所に相談する