どの分野でもありうることですが、
『なんでこの人が落ちるのだろう? 』
『なんでこの人が合格? なんで?? 』
と『?』になることがありますね。
今日のブログは、
障がい者就労の採用・不採用に関して
当事業所の実例を交えてお送りしたいと思います。
人によって躓くポイントが違います。
一般就労も障がい者就労も
採用までの流れは変わりません。
大まかな流れは同じです。
(セミナー・説明会)→応募→書類選考→1次試験→2次試験
当然、不採用になる人は
・書類選考
・1次試験
・2次試験
この3つの内どれかで不採用になります。
いつも書類選考で落ちる人、
書類選考は大丈夫だが1次、2次で躓くなど
人によって特性があります。
以下、この3パターンについてまとめてみます。
書類選考で不採用になるパターン
みらいねっとワークスでは企業応募の際
徹底的に修正、加筆をして頂いています。
ですので、ほとんどの方が書類選考は
突破されるのですが、
まれに選考を外される人がいます。
その原因は、
・募集人員超過
・適材適所の人物が他にいる
この2つに縛られます。
改善・修正を施した書類で弾かれる場合は
『人事を尽くして天命を待つ』状態ですから
手の施しようがありません。
割り切って他の職場に再チャレンジです。
どしどし、他の企業に応募するようにしてください。
ですので、それほど気にすることはありません。
1次試験で落ちるパターン
1次試験では実技と面接を
課されるところが多いです。
ここで不採用になる原因は、
・実技が思うようにできなかった
・面接の対応が悪かった
・企業が求める就労スタイルが出来ない
この3つが多いです。具体的に見て行きましょう。
実技が思うようにできなかった
障がい者雇用の実技試験を課された場合
その完成度を見られることはあまりなく、
実際、現場で作業ができるのかどうかを判断されます。
過去の実例では『Word』での入力試験で
不合格になった人がいます。
この試験はあらかじめ決められた時間に
何文字タイプ出来るのかを計る試験ですが
その結果が不十分だった人がいます。
ある程度のタイピング力は見られるようです。
その他、企業が求める仕事を指示通り出来ない場合や
自分の解釈で解決してしまう場合も
当然ながら採用は難しくなります。
面接の対応が悪かった場合
面接では企業の質疑応答で明確に
答えることができるかどうか、
または、仕事に対してやる気が
あるかどうかを見られます。
障がい者の方は働くこと自体
未経験の方も多く
仕事に対してなかなか意見を出すことは難しいと思います。
しかし、あいまいな返答や、
自信がないような返答では、
企業側も『大丈夫かな?? 』と思うはずです。
未経験なりに一生懸命役立ちたいという
気持ちを前面に出すべきです。
また、障がい者雇用の場合、
企業側も十分配慮を行います。
それにも関わらず、
それを上回る配慮事項などを列挙し、
自分の言い分ばかり言う事もマイナスです。
業務遂行が困難と判断され不採用になります。
企業が求める就労スタイルが出来ない
みらいねっとワークスでの実例ですが
以前、重度障害の方がおられ、その方は、
普段から『うつぶせ状態』で業務を行っていました。
しかし企業側としては『うつぶせの状態』で
仕事をするという前例がないということで、
実技試験、面接と合格しているに関わらず
不採用になった例があります。
2次面接で落ちるパターン
書類選考、1次面接と進み、
ほぼ採用だと思っていたら
2次面接でダメだった・・・
このパターンはかなり重要です。
こちらの原因は
・明らかに1次面接と違う
この1点に付きます。
1次面接の対応と2次面接のときで
まったく印象が変わっていたり、
言っていることが全く違う場合は
面接官も訝(いぶか)しく思うのは当然です。
在宅ワークの場合、企業によっては
2次試験で実家まで来られる場合もあります。
仕事場に適しているかどうか?
自宅での対応力はどうか?
この辺りも注意しておかなければなりません。
みらいねっとワークスでの対応
みらいねっとワークスでは前述した通り、
企業応募の段階からかなり突っ込んで
書類作成、面接のリハーサルなど行います。
これから就労を考えている人は
是非、お問い合わせ下さい。
きっと、力になれるはずです。
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