在宅でできる仕事にはどんな仕事があるか?

在宅 どんな仕事

在宅ワークにはどんな仕事があるの?

在宅勤務やテレワークという言葉が一般的になってきました。これまで仕事といえば会社に出社して行うものであって、在宅の仕事といえば内職などの軽作業がほとんどでした。

 

常時接続ができるインターネットや、LINE、Zoomなど離れていてもコミュニケーションを取れるツールが手軽に利用できるようになり、パソコンさえあればカフェや自宅など会社でなくてもできる仕事が増えてきました。

 

当事業所で訓練中の方は在宅での就労を希望されている方が多いので、在宅でできる仕事にはどんな仕事があるのかを調べてみました。

在宅勤務の特徴

在宅勤務に向いている仕事には次のような特徴があります。

1.会社や現場に行かなくてもできる仕事。

カフェやレストランなどの接客業はそのお店にいないとできない仕事ですね。また、工場の機械など特殊な設備で物を製造する仕事なども在宅ではできない仕事になります。

 

データ入力や調査などパソコンとインターネットがあればどこにいても作業ができるような仕事は在宅勤務に向いています。

2.会話など直接的なコミュニケーションが必要でない仕事。

コミュニケーションツールが普及してはいても、重要な契約の交渉など、その場の相手の出方に合わせて臨機応変な対応をしながら相手の心をつかむことが必要な営業の仕事などはまだ在宅では難しいのではないでしょうか。

 

それに比べると受付やカスタマーサポートなど、ある程度標準化された業務であれば在宅でも可能になってきています。

3.仕事の完成がわかりやすい仕事。

在宅ワークの場合、どのように仕事を進めているかが見えにくいので、その人の仕事に対する評価が難しい場合があります。そのため、仕事の進め方ではなく結果が明確にわかるような作業が向いています。

 

プログラミングや原稿作成、デザイン、商品登録などは行った仕事の成果がわかりやすいことと、その成果をオンラインですぐに確認できやすいので、在宅ワークに向いているでしょう。

いろいろあるよ在宅ワーク

在宅 どんな仕事

 

このような特徴を踏まえて、在宅ワークの仕事はどんなものがあるのかをいくつか紹介したいと思います。

プログラマー・・・(専門性:高 継続的な雇用:中)

プログラマーはスキルとプログラミングができる環境があれば仕事をすることができます。プログラマーを確保できない企業も多いため、在宅プログラマーの需要は大きいです。

 

プログラミング言語は流行り廃りがあるので、これからスキルを身に着けようと思う人は求人検索や業界の調査をして、これから伸びそうな言語を学習する方がいいでしょう。

webライター・・・(専門性:中 継続的な雇用:中)

webライターはホームページやブログなどに依頼者からのテーマに沿った記事を製作する仕事です。1記事の文字数もそれなりに多いので、文章を書くことが苦手な人にはおすすめできません。

 

また、報酬の高い仕事を受けるには記事を書くための事前調査に時間を取られたり、SEO対策など専門的な知識が必要だったりします。

 

文字を書くだけでなく、興味を持って幅広い知識を吸収する気持ちが強い人におすすめです。

商品登録・・・(専門性:中 継続的な雇用:中)

web上で商品を販売しているECショップから依頼を受けて、ECショップで販売する商品を登録する作業です。

 

商品の写真、説明書きなどをショッピングツールに入力をしていきます。楽天、yahoo、amazonなどのショッピングモールや独自のECサイトによって登録のやり方が異なりますが、流れは同じなので一度経験してコツを掴めば応用が利きます。

 

サイトを見たお客様が『欲しい!』と思うようなページ作りが必要になるので、消費者の目線に立てる、お買い物好きな人にはお勧めです。

データ入力・・・(専門性:低 継続的な雇用:低)

企業サイトの情報を調べて転記する、お問い合わせフォームに定型文を入力するなど、オンラインでできる単純な作業の仕事です。仕事の数もそこそこありますが、手軽にできる仕事のため希望者も多いです。

 

また、データ入力の仕事は単発の仕事が多く、良い条件の企業でなければ継続的な雇用に繋げることが難しいです。

 

できれば専門的な知識を身に着けて、もう一歩踏み込んだ業務を探す方が良いでしょう。

 

例えば英語、中国語など外国語の翻訳を含む入力や経理関係の仕訳業務など知識が必要な入力業務であれば継続的な雇用にも繋がりやすいと思います。

これからも増えるよ在宅ワーク

いかがでしょうか。今回紹介した仕事はほんの一例です。

 

先日、私もある企業のサービスの打ち合わせをZoomでしました。相手方の担当者は2名でしたがZoomの同じバーチャル背景を利用されており、一見すると同じ会議室で打合せをしている気分になります。

 

でも、その会社は在宅勤務を奨励しているそうで、聞いてみたところ一人は自宅から打合せに参加されており、『営業の仕事もリモートが増えてきました』とおっしゃっていました。

 

このように今後いろんなツールが開発されることで在宅の仕事の幅も広がりそうですね!