こういう世の中になってほしいなぁ

欧州ではスペシャルニーズ(障がい)のある人、ひきこもりの人、ひとり親、難病患者、刑余者など、「働きたい」という想いがあっても、なかなか一般就労することができず、厳しい生活を強いられている人たちの一般就労を応援するソーシャルファーム/ Social Firm」という考え方があります。(ファームは農業ではなく、企業や事業体という意味)
ソーシャルファームの成果物は「社会的な弱者ががんばっているから、応援の意味で買ってもらう」というのではなく、市場のなかで普通に良いものとして評価され支持されるものにしていきます。
就労に何かしらの困難がある人たちが、自分らしく個性をいかしながら働くことができ、自立した社会の一員として経済活動に参画して仕組みです。それはつまり、隔離して支援するというところから、社会の中にインクルードしていく「共生社会の創設」を目指すということです。

東京都では来年度中に都認定のソーシャルファームを誕生させるために都議会議員の皆さんが奮闘されています。

日本の中心東京都からソーシャルファームが全国に広がり、「働きたい」という気持ちがある人は誰でも分け隔てなく働ける世の中に早くなってほしいなぁと思いました。

都民ファーストの会、就労支援の新条例で都に要望書 - 日本経済新聞
東京都議会の最大会派、都民ファーストの会は5日、就労が困難な人を支援する新たな条例の制定について、小池百合子知事に要望書を提出した。就労が困難な人を相当数雇用する社会的企業「ソーシャルファーム」の認証...

 

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